はじめに|そのスキル、この先も通用しますか?
EC業務の自動化が進む中で、
「自分のスキルは将来も通用するのか?」
「今やっていることはAIに置き換えられるのでは?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身、これまで楽天・Amazon・自社ECといった複数モールを横断しながら、
受発注や商品ページ作成、在庫管理の自動化を行ってきました。
ECは少数精鋭で運営するパターンが多いからこそ、人の手を減らす仕組みを作ることに価値を感じてきたし、それが自分の強みでもある思っていました。
しかし、AIがここまで進化してきた今、ひしひしと感じます。
「このスキル、誰でもできるようになる」と。

↓ECの求人でよくある、現場で求められていたスキルやけど、こうしたスキルも誰でもある程度できるものになりつつあるよね。
・HTML、CSSの知識
・Adobeソフトのスキル
同じように危機感を持っている方、良ければ最後までお付き合いください。
何か気づきがあればコメント、各SNSへシェアお願いします。
自動化スキルは“特別”ではなくなる
少し前までは、
- 受発注業務を自動化する
- スプレッドシートで業務フローを組む
など、こういったことができる人は意外と限られていました。
だからこそ、「ひとりででどうやってEC回してるの?」と聞かれることも多かったです。
しかしこれからは違います。
AIの進化によって、ある程度の自動化は
“誰でもそれっぽく実装できる時代”に入っています。
つまり、
「できる人がすごい」から「できて当たり前」へ。
この変化は、確実に起きている。
では、これからの価値はどこにあるのか
ここで重要なのは、「自動化ができるかどうか」ではありません。
これから評価されるのは、
“どこを自動化するべきか判断できるか”
という視点。
これまでは
- 自動化できる
- 効率化できる
- 1人で回せる
ことが評価されていました。
しかしこれからは
- どの業務をAIに任せるべきか
- どこは人がやるべきか
- 全体として最適な業務設計になっているか
といった“設計力”が問われます。
「1人でECを回せる人」はオワコンになるのか?
この問いに対する答えは、シンプルではありません。
結論は、
半分YESで、半分NOです。
オワコンになるパターン
- 作業を1人で回しているだけ
- 業務が属人化している
- 効率化そのものがゴールになっている
この状態では、AIに置き換えられる可能性が高いです。
これからEC担当者に求められるスキル
では、具体的に何を伸ばせばいいのか。
私が現場での実感も含めて、重要だと感じているのは次の5つです。
順番に説明します。
① 意思決定力
何をやるか、何をやらないか。
どの施策を優先するか。
AIは選択肢は出してくれますが、最終的に決めるのは「人」であるからです。
② 抽象化力(構造で考える力)
- 売れる理由の分解
- KPIの構造化
- 業務フローの整理
“点”ではなく“構造”で捉える力が重要になります。
③ 言語化力
- 戦略をチームに伝える
- 他のスタッフへ正確に指示を出す
- 自分の言葉でコンテンツとして発信する
AIが文章を生成できる時代だからこそ、
「腹落ちする言葉」にできる力が差になります。
④ 人との対話力
- 社内での意思疎通
- スタッフや外注パートナーとの連携
- チームづくり
ここは絶対にAIでは代替できない領域です。
⑤ 問いを立てる力
- なぜ売れないのか
- 誰に売るべきなのか
- この施策の本質は何か
AIは“良い問い”があって初めて力を発揮します。
これからのEC担当者の理想像
ここまでを踏まえると、目指すべきポジションは明確ではないでしょうか。
「EC戦略 × AI活用を設計できる人」
- AIを使って業務をどう設計するか考える
- 売上の構造を作る
- それを人に伝えられる
この3つが揃えば、簡単には代替されません。
まず何から始めるべきか
まずは、自社の業務を分解することから始めてください。
- AIに任せられる業務はどこか
- 人がやるべき業務はどこか
- その線引きは適切か
この視点を持つだけで、AIの使い方は大きく変わります。
まとめ|「できる人」から「考えられる人」へ
AIの進化によって、「できること」はどんどん増えていきます。
その一方で、「考えない人」と「考える人」の差は、これまで以上に広がるはずです。
これからも大事にしたいのは、
- 人との対話
- 自分の頭で考え抜くこと
この2つだと思っています。
AI時代でも価値を出し続けるための土台は、やはりここにあると感じています。


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