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広告費をかけずに出来る!ECサイトのSEO対策3選!

広告費をかけずに出来る!ECサイトのSEO対策3選! マーケティング・戦略
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はじめに

今の時代、ECサイトを始めるのは無料からできて、とても簡単ですよね。ですが、ECを運営する中で一番難しくなってくるのが「集客」です。

本記事では売上に直結するSEOの基本的な考え方を解説していきます。

「良いもの」を作っても「売り方」を知らなければ売れない

a person typing on a laptop on a table

ECサイトが誰でも簡単に始められる時代。BASEやShopifyなど、コーディングやデザインの専門知識がなくても直感的に操作できるので、誰でも簡単に素敵なページを作成することが出来ます。

だからこそ出品者は増える一方になり、欲しい人に商品を見つけてもらうのが難しくなるのです。

今回は楽天・Amazonなどのモール内の対策ではなく、自社販売サイトのSEOを上げる方法を中心にお話します。しかしECサイトに関わる方に広く役に立つ情報ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

シンプルですが、これが本記事の結論です

Eコマースのイメージ

“ユーザーのことを考え抜く”

これが、結論です。

シンプルですが、これこそがマーケティングの本質であり、本記事の結論でもあります。

では実際に、”考え抜く” とは具体的にどのようなことなのか?解説していきます。

自社サイトで購入する時は、どんな時ですか?

person using laptop on lap

想像してみてください。

自社サイトで購入する時って、どんな時ですか?

筆者:福ちゃん
筆者:福ちゃん

私の場合の例を見てみてください。

  • 好きなアーティストのグッズ(自社サイトでしか売っていない)
  • 友人が実際に使用しているのを見て紹介してもらい、本当に良いと思った商品

もう購入する目的が90%以上決まっている時ですね。

では、検索エンジンから検索し、「衝動買い」または、「こんなモノが欲しかった!」と購入に繋がった場合はどうでしょうか。

  • ブログ記事で詳しく使い方を説明されていて、購入後のイメージが想像出来た時
  • 店主のSNSを見て面白い人だと感じ、人となりが分かって信頼性が上がった時
  • ○○ペイなど、いつも利用している決済方法があった時

上記から、ECサイトに訪れるユーザーの不安要素を取り除くことができれば、悩むことなく購入に繋がると言えます。もちろん”商品ありき”ですが。

今回はこのように検索から商品を見つけてもらいやすくするためのSEOについて、解説をします。

広告を使うと、利益が出ない?!

まずは、広告を使用したシュミレーションを見てみましょう。

ECサイトの平均単価を、3,000円とします。

広告費シュミレーション

  • 商品単価:3,000円
  • 仕入れ:2,000円
  • 粗利:1,000円

1,000円の粗利全て広告費に使うとします。

広告費:1,000円

(内訳)Google広告:1クリック10円×100クリック(CVR1%)
※Google広告の平均CVR(転換率)は平均約1%

=利益:0円

上記から、広告を利用すると利益が残らず広告予算を投じることが難しいことがお分かりいただけると思います。

そのため、次にご紹介するSEO対策が必要になってくるのです。

ECサイトのSEO対策3選

a scrabbled wooden block with the word stem on it

それでは、実際にどのような対策が効果的であるか解説します。

商品ページを充実させて離脱させない

“ユーザーのことを考え抜く” これが、結論。

このように先述しました。

「私が知りたかったのは、この情報!」

「私に合う商品は、まさにこれ!」

と、自社の商品ページに訪問したユーザーにこう思ってもらい購入に繋げてもらうには

適切な情報を充実させることが重要です。

例えば車のパーツであれば、適合車種は〇〇で、△△のランクの車にも適合します、そして取り付け方の動画まで詳しく掲載されているとします。
そうすると自分の車に合うものがピンポイントで「これだ!」と分かるため確信が持て、購入に繋がりやすくなり、購入後も安心して使用することができるとイメージがつきますね。

ユーザーレビューを集める

次に、レビューについてのお話です。

ユーザーレビューは、SEO対策に直結する ということはご存じでしょうか。

「商品購入時にレビューを見ますか?」という調査で、8割近くの人がレビューを参考にしていることが分かっています。

出典:資料1(参考) 口コミサイト・インフルエンサーマーケティングに関するアンケート結果 [PDF:214KB] – 消費者庁

では、どのようなレビューを集めると良いのか?

キャンプで簡単に設営できる「テント」のレビュー例を書いてみました。

ソロキャンプを計画していて、こちらの商品を見つけました。

キャンプ初心者ですが、女性一人でも簡単に設置することができたのでよかったです!

当日は生憎の雨でしたが、撥水加工もあるので安心して使用できました。

他のユーザーが検索しそうな、商品に関係するお悩みワード「女性」「ソロキャンプ」「撥水加工」などのワードが出てきましたね。

このように具体的で質の良いレビューが集まると、キーワードが蓄積できるため、SEO効果が高まるといえます。

ブログを開設する

次に、ブログについてです。

ブログを開設した方が良い理由は、”潜在ユーザーに自分のお悩みを認知してもらうため”です。

「潜在」ユーザー

”潜在ユーザーに自分のお悩みを認知してもらうため” とはどういうことか?

具体的に説明すると、

「多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのか分からないものだ」

スティーブ・ジョブズ

というスティーブジョブズの言葉があります。

例え話でいうと、「車のない時代に、車を欲しいという人はいない。」ということです。
「これが欲しかった!」と言うような、”移動手段” が欲しいわけですよね。

つまり、潜在ユーザーは、抱えている問題をどう解決するか広く検索して探しているということです。

上記の車のない時代を想定した場合、どんなキーワードで検索するでしょうか。

ざっとキーワードをあげてみました。
「移動 楽」「四輪 乗り物」「家族 乗り物」「遠出 乗り物」などなど

なぜ、「潜在」ユーザーに着目するのか

潜在意識と顕在意識の割合って、どのくらいだと思いますか? 

実は、潜在意識は約90%顕在意識は約10% と言われています。

上記のジョブズの言葉のように、人々の悩みのほとんどが、まだ自分の中でも明確な形になっていない場合が多いんです。

逆に「顕在」ユーザーとは?

潜在ユーザーとは反対に、顕在ユーザーは、欲しいものやキーワードが大体定まっています。

まず商品ページとは、説明文を長々と入れるページではなく、“注文してもらうページ”ということを忘れないでください。

顕在ユーザーの場合、例えば商品を気に入って再びリピートで商品を買おうとしたけど、文章が長く何度もスクロールしないとカートボタンが現れない。。
一度説明を見て理解しているので、説明を読む必要はないし、スムーズに注文したいですよね。
これではストレスにしかならないし、もう買わない という人もいるかもしれません。

潜在ユーザー・・・ブログ記事を見てお悩みを自覚し、商品ページへ移動、購入を検討する

顕在ユーザー・・・欲しい商品の名前が分かっているので、直接商品ページへ訪れる

ブログは「潜在」ユーザーに向けて発信する

潜在ユーザー向けの解説や説明文はブログ記事にまとめましょう。

ブログは、ECカートシステムに実装されている機能があれば、それを利用するのが一番簡単です。
すぐに始められて、ECサイトと同じドメインなのでSEO的にも有利です。

ですが、私がお勧めするのは、ECサイト外にWordPressでブログを立ち上げ、カートに連携する方法です。

なぜかというと、ECカートシステムに実装されている機能では、機能的な制限があり、カスタマイズが難しい場合が多くなるからです。

WordPressで開設すれば、サーバー代は発生しますが、まず拡張性があるため自由にカスタマイズが可能になることです。
そして、将来的に売上規模が大きくなった時にECカートを乗り換えすることも念頭に入れておかなければなりません。その際にECカートに依存する形でブログを運営していると、移行が大変になります。

ブログのテクニックや詳しい開設方法などについては、また別記事にてお話したいと思います。

AI時代のSEO対策を考える

black smartphone near person

「チャットGPT」の普及にともなって、「SEO記事はAIに任せたい」と考える人が増えることが想像できます。

SEO自体もAI化していくことを考えると、「AIが作ったSEO記事」は上位に上がるでしょうか?

AIが生成した記事が増えることで、Googleはより “オリジナル性” を評価するようになる

と考えます。

生成データをそのまま利用して効率化しようとするのではなく、生成データを人が判断して、ブラッシュアップして、アウトプットする。このようなイメージで利用すると作業効率も上がり、コンテンツの幅が広がります。

AI時代だからこそ、人となりが見えた方が親近感が湧き、好感を持ってもらいやすいです。

「チャットGPT」は例えばこのようなシーンで利用できます。

・アイデア出し

・タスク出し

・情報収集

・校正

このようなAIの得意な部分を取り入れて、記事作成の効率化をはかることがベストだといえます。

「チャットGPT」は私もよく利用しますが、新しい視点を提案してくれたり、企画のたたき台を作ってくれたりする、とても優秀なツールです。

AIの技術もうまく取り入れながら、販売促進に役立てていきましょう!

ECmateでは、ECの運用全般に関するご相談・EC商品企画開発のご相談を受け付けております。ぜひ、お気軽にお問合せください。

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