GoogleスプレッドシートのVLOOKUP(ブイルックアップ)関数は、
指定した値を探したり、指定した値に一致するデータを見つける場合に使用します。
例えば商品マスタを作成するとします。
サイズごとに決まっている「送料」を表示させたいときに、
共通する文字列(60サイズ、80サイズ)を入力すれば一致するデータを送料表から取得することができる、という関数です。
この図の場合、ふりかけの配送方法はクリックポストなので、関数を入れると送料表から取得した「198円」が自動表示される仕組みになります。
仮に送料の改定があった場合に、商品マスタで1つずつの商品の送料セルをポチポチと変更する必要がなくなります。送料表一覧のシートを1つ変更すれば、何百商品であっても一括で変更されるということです。
関数を覚えることで、時間的な効率化に繋がるのはもちろん、人為的ミスや漏れも減らせたりするようになります。
VLOOKUP関数は難しいと思われやすい関数ですが、ECサイト担当者にとって非常に使用頻度の高い関数のため、ぜひ覚えておきましょう。
VLOOKUP関数の使い方
- 送料を表示したいセルを選択します(C2)
- 以下のようにVLOOKUPの数式を入力します。
=VLOOKUP(B2,'送料表一覧'!A2:B5,2,FALSE)
解説
VLOOKUP関数を使用するには、下記の4つの引数を指定します。
- 検索:検索をする時に使用するデータ(表からデータを探すための検索する値)
- 検索範囲:データを探すセルの範囲
- 列の番号:範囲指定した中の何列目を答えとして返したいか
- 並び替え済み:完全一致でデータを検索する場合は「FALSE」を指定(※TRUE =近似一致)
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