楽天市場に出店している方は「RPP広告」を聞いたことがあるでしょう。
しかし、「RPP広告が何なのか?」
「どのように使ったら良いのかわからない」 そんな方も多いです。
また、「RPP広告を使ったけどうまくいかなかった」という方もいます。
RPP広告を使うには、特徴や使い方をしっかりと理解して進めることが大切です。
今回は、楽天RPP広告の基本についてご紹介します。
楽天RPP広告とは
RPPとは、楽天プロモーションプラットフォームの略称で楽天市場のPR広告です。
楽天市場で検索されたキーワードから、上部に表示される連動広告になります。
上手く活用することで売上アップに繋がり、ショップの運用に効果的です。
楽天RPP広告の特徴
RPP広告の特徴は以下となります。
安いコストから始めることができ、自動配信してくれます。
また、広告を出した結果のデータ分析も可能です。
楽天RPP広告が表示される場所
楽天市場を見てもらえれば簡単にわかりますが、商品名部分に「PR」の文字が入っています。
RPP広告で上位表示しているサインです。
PCサイトの場合は上段3枠、スマホサイトの場合は上段5枠が広告枠となっています。
検索で入ったページだけでなく、カテゴリー選択から進んだページなどでも広告枠が表示されます。
楽天RPP広告の分析
RPP広告は出した後が肝心です。
「RPP広告に出したけどたいして売れなかった」という方は、その後の分析ができていないので、せっかくの広告費を無駄にしてしまいます。
広告予算を無駄にしないためにも、RPP広告によるデータの見方を覚えておきましょう。
パフォーマンスレポートと項目の意味合いを知る
パフォーマンスレポートは、RMSにログインして
広告・アフィリエイト・楽天大学 > 1.広告(プロモーションメニュー)> 検索連動型広告(RPP)>パフォーマンスレポート で見られます。
多数の項目が表示されるので、それぞれの意味合いを知ることが基本です
ROASの数字を理解する
ROASは「費用対効果」とも言われ、広告費に対してどれくらいの売上がきたのかを示す数値です。
ROASの数値が低ければ、広告が失敗しているということになります。
「ROAS=売上金額÷実績額(広告費)×100」で算出し、結果100%であれば売上と広告費とプラスマイナス0という結果を表しますが、売上には商品原価や人件費、送料もあるので実質マイナスです。
商品ごとに原価や送料などのコストが変わるので、商品ごとのペイライン(ROASが何%以上だと実質のプラスマイナス0になるか)を出しておきましょう。
ROASがペイラインを超えるほど、広告展開が成功して利益が出たという数値になります。
ROASが低い場合は、改善点を見つけて対策をしていく必要があります。
CTRをチェック
ECサイトで売上を上げるには、「クリック数」と「CTR(クリック率)」から始まります。
クリックされないことには、何も始まらないからです。
クリック数自体が少ない場合は、商品そのものの魅力がないか広告が表示されていない可能性があります。
広告単価が低いことが原因の場合は、CPC単価を上げて設定し直しましょう。
CTRが低い場合には、商品画像やキャッチコピーに問題がある可能性があります。
転換率(CVR)をチェック
転換率は、広告がクリックされてどれくらい購入までいくかという割合です。
転換率が低い場合は、クリックはされるけど購入まで至らないということが表されます。
商品の魅力がしっかりと伝わってない可能性が考えられるので、コンテンツページを見直すことが必要です。
転換率が改善できれば、自然と売上に繋がってくるでしょう。
まとめ|RPP広告を理解して売上アップのチャンスを狙いましょう
RPP広告で売上アップを狙うには、しっかりとデータ分析をして改善をしていくことが重要になります。
数字を見れば改善点が見えてきます。
広告を打てば簡単に売れるという訳ではないので、成功する基盤を作ることが秘訣です。
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