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【Amazon広告】スポンサープロダクト広告のレポート分析方法と、効果的な売上対策について

Amazon

Amazon広告には様々な広告タイプがありますが、その中でも特に効果が分かりやすいとされているのが「スポンサープロダクト広告」です。

この広告は購入につながりやすいため、Amazon広告初心者でもまずはスポンサープロダクト広告から始めることが多いです。

広告を運用すると、その結果をもとに広告レポートを確認できるようになります。
このレポートは、分析や運用改善、予算配分の見直しなどにおいて、非常に重要なデータとなります。

しかし、

「未だにレポートの種類が多くて、分かりづらい。」

「スポンサープロダクト広告からの売り上げが、頭打ちになってきた・・・」

「何から手を付けたら良いのか、いまいち分かっておらず、結局広告費を垂れ流してしまっている。」

こんなお悩みはないでしょうか。

そこで今回は、スポンサープロダクト広告の基本から振り返って、
分析レポートの注目すべき指標、そして取得したデータの活用方法について詳しく説明していきます!

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スポンサープロダクト広告とは

Amazonスポンサープロダクト広告とは、アマゾン上で提供される広告の一種で、主に検索結果や商品ページに表示され、ユーザーが商品を見つけやすくする広告です。

上記の画像の場合は、「イヤホン Bluetooth」で検索した時 “スポンサー”と表示されている、赤枠点線で囲った4つの上位商品が広告商品となります。

この広告は、「購入意欲の高い顧客」に直接アプローチできるため、売上向上を目指すAmazonセラーにとって効果的な手段とされています。

このように、広告したい商品を直接宣伝出来るため、購入へのコンバージョン率(※)が高い傾向にあります。
(※コンバージョン率(CVR)・・・クリックされた数の中で、商品を購入したユーザーの割合のこと。転換率とも言う。)

10種類の広告レポートを取得することができる

スポンサープロダクト広告では、分析可能な10種類の広告レポートを取得することができます。

  1. 検索用語:ユーザーがどのようなキーワードで検索して、購入されたのか確認できる
  2. ターゲティング:設定したターゲティングごとの効果が確認できる
  3. 広告対象商品:広告を配信した商品がどれだけ見られたのか確認できる
  4. キャンペーン:キャンペーン全体の各数値が確認できる
  5. 予算:適切な予算が確認できる
  6. 掲載枠:掲載枠の広告のパフォーマンスの情報が確認できる
  7. 購入商品:広告経由で実際に購入された商品のデータが確認できる
  8. 期間別パフォーマンス:期間ごとに全キャンペーンのレポートを取得できる
  9. 検索用語のインプレッションシェア:広告が表示された割合が確認できる
  10. 総トラフィックと無効なトラフィック:不正や非自発的なトラフィックが確認できる

上記10種類に分かれており、レポートタイプごとに確認できるデータの種類が異なります。

Amazonスポンサープロダクト広告で使用するレポートタイプは、分析目的を明確にし、それに応じて広告タイプを選んで活用することが重要です。

例えば、広告全体の概要を把握したい場合、キャンペーンや特定期間ごとのパフォーマンスレポートを活用すると良いです。

さらに詳細な分析を行いたい場合は、検索用語のレポートを利用して、購入者が実際に検索したキーワードを分析したり、ターゲティングごとのキーワード効果を確認することが可能です。

また、広告の費用対効果を向上させるためには、効果の低いキーワードを削除するなどの改善策も有効です。

しかし、全ての広告レポートを詳しく確認しようとすると、かなりの時間と労力が必要になってきます。

そのため、取得したデータを整理し、効率的に広告効果の改善を行う方法をおすすめします。

取得したレポートデータを整理・加工する

分析データはExcelまたはtxt形式でダウンロードすることができます。
しかし、下記のように数値ばかりのデータのままではとても見づらく、整理する必要がありそうです。

広告対象レポート

例えば、入札した商品ごとに注文数をグラフ化し、注文数の多い順に並べ替えることで、どの商品が効果的かを視覚的に確認できます。

また、ピボットテーブルとグラフを使って、各商品の広告費と売上を一緒に図示するのも良いでしょう。

スプレットシートで分析データをグラフ化

このようにグラフで整理すると、どの商品が売れているのか、広告費の費用対効果が良いのはどの商品なのかが一目瞭然で分かるようになりました。

しかし、商品に対する広告費と注文数を確認できただけでは、根本的な利益改善に繋がりません。

以下の指標をもとに総合的に分析することで、課題が明確化し、さらに施策の優先順位が明らかになります

広告レポートで見るべき指標

Amazonに限らず、EC広告運用全般に言えますが、基本的に見るべき指標となるのは以下の5つです。

  • インプレッション(IMP)
  • クリック率(CTR)
  • 転換率(CVR)
  • 広告費用対効果(ROAS)
  • 広告費売上高比率(ACOS) ※Amazon独自の指標

それぞれの指標について簡単に見ていきます。

インプレッション(IMP)

インプレッションとは、広告が表示された回数を示す指標です。

商品を探している人に、その商品を購入しやすい場所に露出することが出来ているでしょうか。

インプレッション数値が増えれば、その分商品を見るユーザーが増えるということになり、売上を増やすきっかけになります。

クリック率(CTR)

「広告が表示された回数」の内「広告がクリックされた回数」の割合を示した指標です。

以下の式で算出されます。

クリック率(CTR) =
(クリックされた数 ÷ 広告表示回数)× 100

例えば、インプレッション(広告表示回数)が100回のうち、クリックされた数が10回の場合、
クリック率は(10÷100)×100 = 10% となります。

「CTRが高い広告」とは、ユーザーによくクリックされる広告のことをいいます。

転換率(CVR)

転換率(CVR)とは、商品ページを訪れた人のうち、実際に商品を購入した人の割合のことを指します。

以下の式で算出されます。

転換率(CVR)=
商品購入者数 ÷ 商品ページ訪問者数 × 100(%)

例えば、ある商品ページに100人の訪問者があり、そのうち7人が購入したとすると、

転換率(CVR) = 7人 ÷ 100人 × 100 = 7% となります。

「CVRが高い広告」とは、商品ページに入ってきたユーザの購入率が良いということになります。

広告費用対効果(ROAS)

ROASは、「広告費」に対してどのくらい「売上」があったかを示す指標です。

ROASの求め方は下記のとおりです。

広告費用対効果(ROAS) =
広告売上 ÷ 広告費用 × 100

例えば、広告売上が100万円、広告費が20万円かかったとします。


(100万円 ÷ 20万円)×100 = ROASは 500% となります。

広告費売上高比率(ACOS)

ACOSは、アマゾンスポンサープロダクト広告等の広告で使われる、Amazon独自の指標です。

売上に対して広告費が何%掛かったかを示す指標となり、以下の計算式で算出できます。

広告費売上高比率(ACOS) =
(広告費 ÷ 広告収益)x 100

例えば、500円の広告費をかけて 2,000円の商品を売った場合、ACOSは 25% となります。

各指標ごとの基本的な改善対策

それぞれの指標ごとの基本的な改善ポイントとしては以下になります。

下記に挙げるものはあくまでよくある事例となりますので、自社の状況に合わせて原因の追求や対策を行ってください。

インプレッション(IMP)が低い場合

インプレッションシェアの損失が起きている可能性があります。インプレッションシェアとは、広告表示機会の数に対して、実際に広告が表示された回数(インプレッション数)の割合のことを言います。

インプレッションシェアを上げるには、下記の対策が有効です。

・日予算割れの解消
一日の予算を早い段階で使い切ってしまっている場合は、日予算の増額を検討したり、除外キーワードのメンテナンスが実施できているかを確認しましょう。

・入札戦略の変更
スポンサープロダクト広告では、自動で入札単価を調整してくれる機能があります。売上につながる可能性が低い場合、入札額を引き下げたり、売上につながる可能性が高い場合は入札額を引き上げたりしてくれる機能です。この部分を見直してみましょう。

・キーワードの改善
インプレッションが発生するキーワードを発掘し、新たに追加することで露出の増加を狙います。

クリック率(CTR)が低い場合

クリック率を挙げるための基本的な対策としては以下が挙げられます。

・魅力的なメイン画像になっているか
・商品タイトルはターゲットユーザーにとってクリックしたくなるものかどうか
・Amazonのタイトルのつけ方に関する規約を守っているかどうか

転換率(CVR)が低い場合

転換率が低い場合の対策例です。

・商品画像、サブ画像を改善する
・カスタマーレビューを増やす
・商品紹介コンテンツ(A+)の活用
・FBAの利用


それぞれの基本的な改善策をまとめました。自社の課題が明確になれば、

仮説を立て(Plan)施策を行う(Do)→検証(Check)→改善(Action)

売り上げを上げるには、これを愚直にシンプルに繰り返すのみです。

どんなに売り上げの高いセラーでも地道にPDCAを回し、勝ちパターンを見つけては日々改善を繰り返し行っています。

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さて、広告分析データの加工や、重要な見るべき指標について説明しました。

しかし、EC事業者・担当者にはやるべき業務が多くて「広告分析に時間をかける十分な時間が確保できない」という方が多いのではないでしょうか。

かくいう私もそうでした。

受発注、営業、商品リサーチ、商品開発、仕入れ、商品ページの登録や更新、セール対応 …

手作業での分析や改善対応はかなり多くの時間と手間がかかります。

本来、Amazonセラーの多くは商品開発など、売上に大きな影響を与える業務に集中したいと考えているでしょう。

そこで、広告運用の負担を軽減しつつ、効果を最大化する方法として「分析自動化ツール」の活用がおすすめです。

この記事では、もし、あなたが私のように自分自身の広告運用のスキルを伸ばし、社内で内製化したいとお考えの方に、おすすめの自動化ツールをお伝えします。

下記ツールを使えば、わずか週1回、たった15分で現状把握が可能。自社の課題が一目瞭然で分かります。

私自身も使っています。

ただし、このツールは完全AIで自動化するツールではないため、完全手放しで動いてくれるツールではありません。

あくまでデータの加工課題の明確化という部分の自動化が可能になるツールですので、

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この記事を書いた人
福さん

当サイト運営代表者。EC業界13年、仕事のモットーは『新しい価値の創出に貢献する』。主にEC/WebマーケティングにまつわるTipsなどEC業界で働く人のための課題を解決するヒントを発信中。

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